2005-09-13

AUCTeX のインストール 2005/9

開発版の AUCTeX で、インストール方法に手が入った。11.55 よりインストールが楽になったので、是非試して欲しい。

せっかち者のための Quick Start

新規インストールは、以下のコマンドで...

$ cvs -z3 -d:ext:anoncvs@savannah.gnu.org:/cvsroot/auctex co auctex
$ cd auctex
$ ./autogen.sh
$ ./configure
$ make
# make install

.emacs ファイルに、次のコードを入れる。

(load "auctex.el" nil t t)
(load "preview-latex.el" nil t t)

contrib ターゲットが消えた

Makefile から contrib ターゲットが消えた。

AUCTeX の日本語用コードは tex-jp.el というファイルに入っている。11.55 では、tex-jp.el のコンパイル/インストールを、 make contrib ( make install-contrib) ターゲットで実行していた。ChangeLog によると [2005-07-21] の変更で、contrib ターゲットが廃止され、 make 一発でコンパイルできるようになった。

contrib ターゲットでは、tex-jp.el の他に、font-fptex.el や bib-cite.el などもコンパイルされていたが、これらも make 一発でコンパイルされるようになっている。

tex-site.el を呼ばなくなった

AUCTeX のシステム初期化ファイル tex-site.el を呼ばなくなった。つまり、今まで .emacs に

(require 'tex-site)

と書いていた所を、次のように書く。

(load "auctex.el" nil t t)

特に、古い AUCTeX から移行する人は書き直すのを忘れないように。

# 後方互換のため、tex-site.el を require してもエラーにはならない。

ref

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