2009-11-14

Ubuntu 9.10 アップグレード後にやったこと

Ubuntu のバージョンを 9.04 から 9.10 にアップグレードした。アップグレード方法は、前回と同じくアップデート・マネージャから行なった。やり方は割合。旧エントリーを参照のこと。

9.10 にバージョンを上げて、いくつか不都合があったので修正点をまとめておく。

日本語

Japanese Team のパッケージ・レポジトリを追加した

$ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
$ wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
$ sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/karmic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
$ sudo apt-get update 
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get install ubuntu-desktop-ja

日本語入力

入力メソッドのデフォールトが 9.10 から IBus に変わった。使い勝手が悪かったので、使い慣れた SCIM に戻した。

  • メニューから「システム > システム管理 > 言語サポート」を開く
  • 「キーボード入力に使う IM システム」を「scim-bridge」に変更する

念のため再ログインすると、日本語が SCIM で使えるようなった。

Google Chrome 再インストール

アップグレードの際に、サードパーティーのリポジトリーは止められていると思われるので、もう一度リポジトリーを追加したい。Linux 版は Google Chrome を dpkg -i でインストールするだけで、更新リポジトリーが自動追加される。

deb パッケージをダウンロードしてインストールする。

$ sudo dpkg -i google-chrome-unstable_current_i386.deb

ref

ウィンドウの起ち上がり

アプリを起動すると、ウィンドウが半分位い起ち上がって、そこで止まってしまう現象に遭遇した。Alt + TAB でアクティブ・ウィンドウを動かしてやると、ちゃんとウィンドウが現れたけれど、使い勝手悪いことこの上ない。特に大きめなウィンドウで起動するアプリでよく起きた。

グラフィック回りが怪しいとにらんで対策したものの、解決策になっているのかどうか分からない。一応、症状は改善された。ただし、完璧かと言われると自信ない。

$ sudo nvidia-settings
  • X Server Display Configuration を開く
  • Display の Resolution を 1600x1200 に、Refresh Rate を Auto に変更
  • Apply
  • Save to X Configuration File
  • 終了

昔は refresh rate を 60 Hz で使っていたのだけど、Auto の設定では 85 Hz に設定されていた。この refresh rate が悪さをしていたのかなぁ?

あとがき

日本語入力と画面周りは、OS のアップグレードの度に気を使う。今回はダブルで不具合が起きたのでまいった。ほかにもちらほら気に入らない所があるので、修正方法が分かり次第エントリーにしていくつもり。

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