2013-12-05

コミュニケーションが下手だよね、って話

先日、友達と話をしていて「コミュニケーション能力」について話題が及んだ。

コミュニケーションにも色々あって、場の雰囲気を左右するものから、プレゼンテーションで発表するモノローグ的なものまで幅広い。今回、焦点を当てたのは「自分の意見を言う」コミュニケーションについて。

ぼくは、「自分の意見」を言うのがとても下手。

理由を友達に尋ねてみたところ、ぼくは強めに意見を出すとき「何か固執しているように見える」という。思い入れの強さが、意見を偏光させてしまう。ぼくの態度がどういう反応を周りに引き起こすかというと、「公平な意見を述べているように見えない」。

なるほど。流石、高校時代からぼくを知っているだけあって、よく見てる。思い当たる節が沢山ある。

この手のコミュニケーション能力不足は、普段、あまり顔を出さないから性質が悪い。強い主張をしなきゃ、と思う時に悪癖が表に出る。周りの信頼を少し失う。自分の言葉が軽くなる。意見が、意図が、伝わらない。もっと強く主張する。更に周りの信頼を失う。負のスパイラルに入っちゃう。

かつて、あるプロジェクトでぼくが何度言っても方針転換できなかったことを、後からやって来た人の一言が変えてしまったことがある。思えば、彼の話し方は偏りがなく事実だけを言っていた。

自分をどう変えてゆくかはこれからの課題。自己啓発本の類で、「上手く上司を説得する方法」なんて沢山あるけれども、その歯車を壊してしまう要因が自分自身にあるのだから困っちゃう。自分がどうでも良いと思ってることに関しては公平な意見なんて普通に言える。でも、思い入れのある事案に対しては、「言葉」が歪む。プレゼンの様に準備するものなら、「固執」を排することもできる。でもミーティングの中などで話し合う時は、つい熱くなってしまう。

必要なのは客観性ある意見の出し方。

それが何時でも言えるようになりたい。まずは、常に自分の発言を意識してゆくことから始めるしかないのかな。

読者へ

自分の意見が通らない・軽く見られる・信用されていない、と感じているなら周りの人に聞いてみると良いかもしれない。自分の発言が公平性を欠いていることがあるか? と。まずは意識しないことには始まらない。

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