2014-04-01

ChatWork に入社しました

2014-04-01 (火)、本日よりチャットワーク (ChatWork) 株式会社に入社した。チャットワーク社は「チャットワーク」というサービスを運営している。サービスとしては、Skype や LINE らと同種の「チャット」サービス。企業でも使える「使い勝手」「安心感」が本サービスの売りか。

退職前夜

前職アクトインディで iPhone アプリを開発していたことは、昨日の記事で書いた。

実を言えば、ヘッドハンティング的なお誘いは数件来ていた。でも、iPhone アプリを開発していた時のぼくは、その誘いを断っていた。iPhone アプリ開発は決して楽しいことばかりじゃなかったけど、少しずつ改良されていく手応え、整っていく開発体制、何より一から育てたアプリの成長を見るのが嬉しかった。

作っている作品の質が悪くないことは自分が分かっていた。

認知率は低かったけれど、一つきっかけさえ在れば... という思いがあった。

そして運命の 11 月。隣でサービスを開発してたエンジニアが、メールで送られた「アプリ開発中止」の知らせを教えてくれた。心に穴が開いた。

その後、何度か保守目的で iPhone アプリのソースコードをいじった。

楽しかった。

iOS アプリの開発をしたい。

思いが強くなった。

転職活動をしてみた。

数社当たったところで、仕事の方が忙しくなり転職活動はなりを潜めた。それが去年の末のこと。

ChatWork との出会い

1 月に入って、ChatWork から連絡が入った。昨年末に面接を受けた結果だった。

驚いたことに面接に受かっていた。

次は二次。

ChatWork では二日間の体験入社を経てスキルと人柄とのマッチングを見る。初日午前中はセッティングや会社概要の説明ビデオ。そしてランチ。ゲストは食事が食べられない、と恐れられるランチ。エンジニア陣に囲まれて質問を受けながら食事を食べる。この時、用意されたお弁当を間違えて取ってしまったのはここだけの話。内容は、現職 (アクトインディ)、前職 (JVC ケンウッド) に及び、Emacs 使い・Dvorak 配列・T-Code と脇道に逸れたり、組み込み系のプログラミングの話に喰いつく人があったり、とこちらも随分楽しむランチとなった。もちろん、お弁当も完食。

午後からはプログラミング実習。課題を出されて、コーディングをする。そのリポジトリー名を見てひっくり返った。「deep-dive」。深く潜る者。

ぼくは...何をした? ランチでとてつもなくハードルを高くしてしまったらしい。

社内の雰囲気は良かったけれど、外は危険な天気となっていった。

いや、マジで。

体験入社二日目は 2014-02-14 (金)。あの東京大降雪の日。ChatWork に向かって電車に乗ったところ、一駅も進まない内に電話が鳴った。

「今日の体験入社はリモート作業でお願いします」

ですよね〜。

雪のおかげで、お昼に出かけるのも大変だったし、自作プログラムのプレゼンテーション時間が早まったりしたしで困った。今だから言うけれど、プレゼンが終わった後、落ちたと思ってほうけてた。「YES」という答えが信じられなかった。

最終面接を経て、ChatWork への転職が決まった。

あとがき

体験入社二日間。これはとても面白い試みだった。実際に社内に入って、仕事をしている姿を見せる・見る。ぼくもこれならば... と思えた。ChatWork もぼくを採ってくれた。

今、自分の実力を見るに、まだ経験値が低い。ちょっと作りたいアプリもあることだし、自作アプリも作って経験を増やしたい。願わくば、人がワクワクできるアプリを会社でも個人でも作っていきたい。

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